大切にしていること

 

龍の子保育室では、子どもの健やかな心とからだの成長を考えています。
たくさん大切にしていることはありますが、いくつかを抜粋しました。

子ども達に対しての接し方、受け入れ方には必ず「なぜそうしているか」その理由があります。
園長はじめ職員が日々考え、話し合い共有認識のもと実施しています。
当たり前といえば当たり前のことなのですが、
     その「当たり前!」をとても大切にしています。


・ 運動機能の発達<丈夫な身体を育む>

・ 安心、安全な食材を使用したごはん

・ 木のおもちゃ

・ 布おむつの使用

・ プラスチックはデュプロがほとんどです。


「 龍の子の考え方・接し方 」などもご興味あればご覧ください。

 

 

丈夫な身体づくり

①生活リズムの安定
プログラムにそって、規則正しい生活リズムを習慣づけます。

 

②薄着で健康づくり
薄着を心がけ、外気を皮膚で敏感に感じ、身体を守る仕組みや、調整機能を高めます。
薄着だと活動しやすく、運動機能の発達を促進します。

 

③毎日の戸外遊び

天気が良ければ午前中は戸外で過ごし、外気浴や身体を動かして遊びます。歩く・かけっこ・砂遊びなどで、体力づくりや運動機能の発達を促進します。
動植物をはじめ、季節の変化や自然と親しむことで情緒の発達を促します。

 

 

食事は 楽しく・美味しく

成長過程における子どもの食事はとても大切なものだと考えます。
龍の子保育室では、「生活クラブ生協」の生産者の顔の見える食材を使用しています。
安心・安全なだけではなく、素材そのものの美味しさを感じながら
“食べることの楽しさ”も味わってもらいたいと思っています。

 

また、咀嚼(そしゃく)をとても大切にしています。
かたい物もよく噛んで飲み込めるように、切り方や調理法など工夫をこらしています。
咀嚼(そしゃく-噛んで飲み込む)という行為は脳の発達とも深いつながりがあります。
噛むことは舌の動きをはじめ、顔面の筋肉をすべて動かします。
これにより血流がよくなり、脳に多くの血液が送られます。
たくさん噛むことにより分泌されるだ液には、免疫物質が豊富に含まれます。
それが虫歯予防・風邪予防・殺菌作用にもつながります。
また、免疫作用にとどまらず、幼年期の骨格づくりに大いに貢献します。

 

「食」は、健康な体を維持・発達させるために欠かすことのできない大きな柱の一つです。
心の通った食べ物をおいしく食べることが子どもの成長にとって大切だと考えています。

 

 

木のおもちゃ

自然の木から作られた シンプルなおもちゃを中心に龍の子保育室での遊びは

広がります。中には園長自慢!の手作りのおもちゃもあります。

 

特に乳幼児期にはあらゆる感覚器官を通じて、脳に刺激を受けます。

木の持つ暖かで、やわらかな手触り は脳にやさしい刺激を与え、

遊びの世界を広げます。

 

また、木のシンプルなおもちゃは、ボタンを押すと即座にメロディーが流れたり、光ったりもしません。
ひとつの動作でひとつの動きがあるおもちゃではなく、子どもそれぞれの感じ方でシンプルなおもちゃは何通りもの遊びが子ども自ら生まれだしてくるのです。
これらのおもちゃで遊ぶことにより子ども自身が考え、遊びを創造する力も生まれます。

本来子どもたちは遊びの天才!なのですから。