龍の子の給食 ー何でも食べる元気な子ー

厚生労働省 ガイドラインに基づき提供してます *1*2

安心・安全を基準に、旬の素材中心にした食事を提供したいと考えます。
「生活クラブ生協」の生産者の顔の見える食材を使用しています。
素材そのものの美味しさを感じながら
“食べることの楽しさ”も味わってもらいたいと思っています。

咀嚼(そしゃく)をとても大切にしています。
かたい物でもよく噛んで飲み込めるように、切り方や調理法など工夫しています。

園での食事・おやつでは、一日の4割程度の栄養が摂取できるよう、考え提供しています。

 

献立は中野区保育園の乳幼児期~完了期を参考にしています。

 

◆昼食の一例

ごはん、みそ汁、

ハンバーグ、ブロッコリー、粉ふきいも、3食和え(きゅうり、もやし、人参)

 

 

【一汁三菜】

動物性脂肪や甘いもののとりすぎで子どもの生活習慣病の発生率が上がってきているなど耳にします。
幼児のうちから一汁二菜とか一汁三菜とかの食事パターンを身につけることが大切だと考えます。
たんぱく質、脂肪、炭水化物の割合が理想的な食事のかたちになるのです。

 

【何をどのくらい食べたらいいの?】


◆ミルク◆

家庭と連携を取りながら、一人一人に合った量を飲みます。4時間以上開けて、空腹を感じ、ムラなくしっかり飲めるようリズムを作ります。

 

◆離乳期◆

 

【初期・・・ドロドロゴックン期(5~6か月)】 

刻んだり滑らかにつぶしたものを口を閉じて飲み込みます。1日に1~2回、食べる時間を決めてリズムを作ります。

 

【中期・・・モグモグごっくん期(7~8か月)】

舌の動きが発達し、上あごでつぶして食べるようになります。家庭での離乳食の進み具合を聞き、園では中期食から食べ始め、1日2回の食事のリズムをつけていきます。

かゆ60g~80g、野菜煮、いも類、タンパク質(豆腐、鶏ひき肉、白身魚など)+食べた量に合わせてミルクを足します。

 

【後期・・・カミカミゴックン期(9~11か月)】

柔らかく形のあるものに形状を変え、歯茎で噛めるよう咀嚼を促していきます。

ムラなく食べられるようになると、1日3回食に進めます。

かゆ60g~80g、野菜煮、いも類、タンパク質+スープとなり、食後のミルクがなくなり、食事がメインになっていきます。

 

【完了期・・・パクパクゴックン期】

1日3回食+おやつ(4回食)のリズムで、寝る前のミルクがなくなります。1歳を過ぎるとおやつ時は牛乳を飲んでいます。

食事は軟飯80gになり、個々に合わせて野菜やたんぱく質は1,2歳児のメニューと同じものを食べることもあります。

 

◆1,2歳児◆

一人一人の食べられる量にあわせて、ご飯の量は、80g,100g,120gとグループに分けて間食を目指します。3歳を迎えるとご飯、おかず、スープと別々の皿となり、順番に食べることを練習していきます。また、スプーンの持ち方は、上手持ち、下手持ちから、鉛筆持ちを意識し、正しく持てるように声かけしています。

 

 

 

*1 保育所における食事の提供ガイドライン

*2 教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン 

【体を温める根菜類】

 

 

大根やれんこん、ごぼうなど土の中で育つ根菜類はミネラル豊富で体を温める働きがあります。食事から体を温め、丈夫な身体づくりを心がけましょう。よく噛むことで唾液が増え、虫歯予防になることやあごの発達を促し、歯並びもよくなります。食べ物を丸呑みしている様子が見られたときは、咀嚼を促せるよう、大きさや切り方、固さなど工夫してみましょう。

 

 

これまでの感想・ご意見など

・かぼちゃの葉っぱを見て「これカボチャかな」など園で育てている野菜など覚えてきて教えてくれます。

・家ではなかなか食べない食材も園ではよく食べたり、楽しんで通っているようです。

・野菜を多く食べてきてくれるので助かります。

・おやつはおせんべいや園で育てている果物など工夫されている。